茄子化
ナスカです。
地上絵です。
十日の夜の夜行バスでリマを出て、朝五時にナスカに着いた。
寝ぼけて客引きに連れられるままホテルが決まった。
そのままナスカの地上絵を見るセスナとナスカの墓を見に行くツアーがトントン拍子に決まっていく。
そんな状況を頭ひとつ後ろで傍観していた。
軽く休憩しようと、ベットに横になり心地よい眠りの世界に入ろうとしたところで、早速起こされ飛行場へ連れて行かれる。あれは連行やな。
結構待ち人がいるのに一人ってことで、九時にはセスナの中にいた。
いざ、セスナが走り出しても、まだまだ夢心地。
離陸後のガクンとした揺れで我に返って、やっと心がナスカ到着。
と思ったら、すぐに地上絵。
サルやら、コンドルやら、ハチドリやら、テレビ写真で散々見たあの絵が目の前に!いや、目の真下に!!
いやはや、感動ですた。
ただ、セスナは操縦士込みの四人乗りで左右両側の乗客に平等に地上絵を見せるため、旋回に継ぐ旋回でグルグル。
右に左にグワングワン。
小さなセスナなためまっすぐ飛んでいてもガクンガクン。
グルグル、グワングワンのガクンガクンで完全にダウン。
最後は気力で写真撮りもって、なんとか空の空中暴走は終了。
その後、ナスカの墓へ。
夜行バスの疲れと飛行機酔いで、がい骨、ミイラばかりで見せられてもなぁ…
なんでミイラの髪の毛が2~3メートルもあるんねん!!?
まったくよ~!!
すげーよ~!!
愚痴っぽいですが、言いたいのはめっちゃ楽しかったってこと。
すいません天邪鬼なもんで。
いよいよ、明日チリへ。